当社のリノベサービス「√S」に「ゼロから自分好みに創る部屋」というキャッチフレーズがあります。
スケルトン(床、天井、壁、配管などすべて取り払う)から部屋を創るということです。
ルートS というサービスについては、改めてご紹介させていただきますが、今回は「スケルトン」にするメリットについてお話しをします。
壁や天井を一部、残して解体したり、水回り設備(トイレやキッチン、浴室など)は新しい最新のモノに交換するんだけど、予算の関係で給排水などの配管はそのまま、といったことがあります。
でも私は予算をかけてでも、築が20年を超えるようだとできるだけ給排水の配管はすべて撤去し、新しいものに交換すべきだと考えます。
というのも、フローリングであったりクロスなんかは、古くなれば容易に張り替えすることが出来ます。
しかし、床の下地や壁下地の裏側にある配管を交換することは、非常に困難で基本的に解体するしか方法はありません。
※一戸建ての場合は、床下に入って交換したりができますが、マンションの場合、そういうわけにはいきません。
マンションの建物が鉄筋コンクリートの場合、税法上の償却期間は47年ですが、建物のメンテナンス次第では100年以上もつといわれています。
ただ、古くなるほどに区分所有の部屋内の配管からの漏水事故が増えていると聞きます。
せっかく目に見える部分はお金をたくさんかけて美しくなっても、目に見えない隠れた箇所が老朽化してしまっていては残念ですよね。
ある程度、自由な間取りを描けるように、スケルトン状態にして、出来ること出来ないことの可能性を追求して、理想的な暮らしができるようにリノベーションするほうが後々、後悔することがないように思います。
↑ 完全にスケルトンの状態から新しい部屋が創られます
↑ 配管はすべて新設しています
次回は「ルートS」についてお話しますね
~宮長でした