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リフォームとリノベーションの違い

2019年12月12日 公開

工事の進捗のブログだけでなく、リノベに関してご興味のある方々へお役に立てるような情報も発信していきたいと思います。
今回は「リフォーム」と「リノベーション」の違いにつてお伝えしたいと思います。

タイトルにある違いについて、しっかりの説明できる不動産会社やリフォーム会社スタッフは・・・・
どうでしょう(笑)微妙かな。
当社の不動産チームも。きっとまだ曖昧だと思います。

すごく極端に簡潔に説明すると

◇リフォーム ➡ 新築時に戻す工事 ※マイナスを「ゼロ」に戻すイメージ
◇リノベーション ➡ 新築時の状況に関係なく新しい価値を生み出す工事 ※マイナスを「プラス」にするイメージ

こんな感じでまず、理解してください。

例えばマンション販売会社が「販売利益」を考えたとき、下記の要素が必要になります。
「できるだけ同じものを」「できるだけ工場生産品を大量に」「一般的なもので平均的なものを」を重要視して効率のよいものを作ります。
その結果、ありきたりなシート貼りの安価で大量生産される部材で、普通の間取りの部屋が造られていきます。

それは決して悪いことではなく一般的な事で営利企業として当然の戦略です。

たまに見かけるリフォーム写真で、その企業の理屈で誕生したお部屋の間取りを残したまま設備や内装だけを新しくしていることがあります。
予算の関係もあるのでしょうが、少し勿体ないと感じることが少なくありません。
※だって、浴室やキッチン・トイレなど高額なものを交換してしまってから、今度は大きく間取りを変えることは、それこそ勿体なくて・・・・。

私たちが考えるリノベーションでは「どうせ古くなったものを再生させるなら新築を超えるもの」を提供したい!という想いがあります。

マンション・リノベーションを提案するときに大きな要素として「間取り」「素材」「デザイン」があります。

間取り・・・・●●●な生活を優先した個性のあるライフスタイルにピッタリな間取りで
素材・・・・・少し高いけど質感の高い●●●の無垢素材の温かみのあるフローリングで
デザイン・・・●●●なテイストの家具と統一感のあるイメージを大切にタイルをつかって

というようなことに、こだわります。

欧米では「古いほど価値が高い」という価値観の文化があります。

今、日本でもインダストリアルというテイストが流行りでニ〇リなんかにもそんなテイストの家具が売られていますが
「ライティックモダン」や「シャビーシック」という「古さ」と「モダン」さを融合させたデザインが最先端だといわれています。

※リノベ写真でよく見かける、天井材をはがし剥き出しの天井に換気ダクトをあえてそのままかくさず露出させたり、コンクリート壁を生かしたりする、
そんなデザインも新築には無いラスティックな演出ですね。

中古物件が、年々価値が下がるようなものではなく、歴史を積み重ねる程に価値があがる。そんな部屋を作りたいですね。

◎無垢のフローリングなんて、年々、色合いが変わり味わい深くなるといわれています。

次は「スケルトン工事」について書きたいと思います。

~宮長でした